サハラ砂漠の王子さま (幻冬舎文庫)
最終章・・ほろりときちゃいました。長い旅の中で人間は、本来の自分の姿というものにだんだんと向き合っていくものなんだなぁってぼんやりと思いました。もう二度と会わない事がわかっている人との別れのつらさは、経験した人にしかわかりません。旅先でそんな思いをした事がある人は特に、最終章共感できるんじゃないかなと思います。この本のタイトルの意味がやっと分かって、うわー切ないー!と泣きそうになりました。でもこの本の70パーセントはひたすらアホらしくてもう・・(笑)
サハラ -死の砂漠を脱出せよ- [DVD]
元々原作が好きなので例によって逆に期待しすぎると失敗すると思い、あえて劇場鑑賞は避けた一本。しかしDVDの発売に好奇心が抑えられず、結局自宅で鑑賞。初見は「割といーじゃん」でした。UMAという非政府組織に所属する、この作品の主人公ダーク・ピットは男前でお金持ち。相棒のジャルディーノと共に歴史の遺物調査の過程で毎回危険な事件に巻き込まれます。小説ではかなりの量の歴史的ウンチクとそれこそ映画のような話の運びで、最後まで飽きないストーリーに興奮します。小説と映画では時間枠により同じ土俵で語ることは出来ません。そういう意味で良作の小説をどこまでデフォルメ出来るかが監督、脚本家の仕事。また小説で想像されるキャラクター達を演じる役者達の理解力だと思います。この作品では双方とも完璧とは言えずとも、それなりに良く選ばれた着地点ではあったと感じました。やはりインディアナ・ジョーンズと比較されることも多いでしょうが、そこに期待すると少し違った評価になるやも知れません。個人的にはピットとジャルディーノの掛け合いや、提督の懐の広さみたいなのが上手く出ていたのではないかと思います。強いて言えばジャルディーノはもう少しマッチョな人を想像してましたが・・。
二時間弱という時間の中で、原作を知らない視聴者に登場人物の性格を含めた説明を施し、謎を追い、悪と戦って勝つ、というてんこ盛りの内容でしたが、足りない部分はあるものの削除すべき部分は無かったと感じています。仮に続編があるとするならば、より良い仕上がりになる事を期待。原作によく出てくるピットの豪華な自宅なんかも、どのような演出になるのか楽しみですね。
世界の絶景 映像と音楽で旅する七大陸の奇跡 [DVD]
ナイアガラの滝やグレートバリアリーフや香港の夜景や南極やサバンナの動物達など、色々なジャンルの絶景が楽しめます。
北アメリカ、南アメリカ、ヨーロッパ、アジア、オセアニア、アフリカ、南極、とチャプターも別れています。
個人的に良かったと思ったのが、
カナダのベイト湖、ナイアガラの滝、ノルウェーのオーロラ、ヒマラヤの夕焼け、ハワイの綺麗な島、カカドゥ国立公園の夕焼け、です☆
全編ハイビジョン撮影という事で映像は綺麗です。音楽も癒し系です。