ロング・グッバイのあとで ―ザ・タイガースでピーと呼ばれた男―
瞳みのる氏の自伝的な一冊です。
幼少期、家族、タイガース時代、解散時の事、教師として、
そして、タイガースメンバーへの思い等語られています。
改めてメンバー間の友情の深さが伝わってきました。
読みながら、胸が熱くなるのを感じました。
是非、可能であればメンバー揃って再結成して、
ザ・タイガースの唄声・演奏・トークが見たいです。
そして、この本の裏表紙に有る「現在のピー」が笑顔で写る写真、
「最高の笑顔」です。
アイリスオーヤマ ミュージックロッカー MUR-01 グレー 531888 <33488>
音響については金額相当かと。
重量や幅は結構あるので移動などは女性には厳しいかも。
座り心地や触感は硬いので、好き嫌いは分かれます。
デュエルマスターズ スーパーデッキ サーガ DMC-58 マッド・ロック・チェスター
これまでのスーパーデッキシリーズ同様、このゲームを楽しむために買って損はないです。
ただ、今回のデッキはそのまま使って強いかというと微妙。
ある程度のカード資産があるか、買い足す余裕がないのなら他の構築済デッキを買って始めた方がいいかもです。
やっぱり、Mロマノフは今後のゲーム環境に影響を与えるレベルで強いです。
倖田歴
こういった形での本は
倖田式以来ということで
本当に楽しみにしていました。
デビュー当時から今までの裏話や
関係者からの情報も沢山。
また、普段はあまりお目にかかれない
『誕生日パーティー』限定のポスター
や
これまでに表紙を飾ってきた雑誌の表紙たち(ほんの一部ですが)
があって大満足でした。
こうして見ると本当に
"倖田來未"という一人のアーティストが
大衆に与えた影響の大きさを実感します。
また、historyコーナーの2008年では
『例のあの発言と謹慎』についても
沈黙を破っています。
本人の心情の移り変わりや
ファンへのメッセージ、
また28歳の倖田來未の
撮り下ろし写真など…
ファンなら買って損はない内容ですね!!
グッバイ・ララバイ(初回生産限定盤)(DVD付)
The Best Damn Thingを発表後のアヴリルときたら、クラブ遊びや香水プロデュース、自分のブランドのお世話しかせずに、まったく音楽に関与してない。
ずっとそう思い込んでいましたが、それは私の大きな間違いでした。
このアルバムを聴けばそれは一聴瞭然です。アヴリルはずっと音楽大好きでいてくれた。
彼女の音楽に対する情熱がこれでもかというくらい伝わってくる。そして、Let Goの頃の初々しさやUnder My Skinの頃のがむしゃらさは無いけれど、今のアヴリルの立ち位置を確実に示しているアルバム。地にしっかりと足がついています。ブックレット裏のアヴリルは、とても美しくなっていました。そしてその目には決意と情熱が間違いなく宿っています。
肝心の内容ですが、アコースティックだけど、随所に打ち込みビートやシンセをちょこちょこ使用。そこにポップさが増した感じを受けるのにそれでいてとてもエモーショナル。
Girlfriend路線を踏襲したパワーポップなナンバーは、What The Hellくらいでは?
解説にWhat The Hellは挨拶のようなものだと書いてありましたが、彼女の今を反映している佳曲だと思います。Girlfriendでかなりの指示と批判を受けたアヴリルでしたが、明るくはじけまくりなところはサウンド関係無しにアヴリルらしい。(シングルの方のレビューには悪い評価を書きましたが、今はそうは思いません。今となっては大好きな歌です。)
その他の曲は丸めの落ち着いた曲が多く、アコギ、ピアノ、ストリングスの音がよく目立ちます。
特にMichelle BranchのAll You Wantedを彷彿とさせるようなメロディラインのEverybody Hurtsは素晴らしい。苦痛や孤独にしっかりと触れた歌詞と、低音で揺れるストリングスのドラマチックな音がマッチ。このアルバムで一番気に入りました。
エッジィなギターで始まるガーリーでパンキッシュなSmile、サビのリフが頭に残るミドルなテンポのWish You Were Here、シリアスな雰囲気が心にグッとくるNot Enough…などなど、どれも聴き応えのある曲ばかり。
Aliceなんかも、まるでこのアルバムのために作られたみたいにアルバム全体の印象にマッチしていて、力強くエモーショナルな歌声がガツンときます。
そしてどう考えてもデリックに向けて歌ったとしか思われないRemember Whenは、歌詞がストレートすぎるほど赤裸々に彼女の心情を表していると思います。ブリッジあたりの彼女が泣き叫ぶように歌う声が胸に突き刺さります。
そして、「あの頃のアヴリルが帰ってきた」「原点回帰だ」というのはある意味ではあっていて、またある意味では間違っている気がします。
要するに、このアルバムのアーティスト性の高さや彼女の感情の注ぎ具合の大きさからみて、音楽に対して誠実な姿勢を見せるアヴリルは帰ってきたという事で、サウンド面からみて、もうLet Goの頃と同じような音は出さないという事です。本当に彼女は人としても音楽的にも成長したんだなぁと実感できます。
The Best Damn Thingは、比較的バンドサウンドが中心で、かろうじてロックしていた感じですが、Goodbye Lullabyは音の重みはあまり感じないし、使用される楽器も以前よりシンセを多様したりポップな音が多いというのが個人的な感想です。でも、作りこみ方が明らかにThe Best Damn Thingより力が入っています。正直The Best Damn Thingは、1st、2ndのように何回も聴きたいとはあまり思えなかったし、どこか適当な雰囲気を受けてしまいました…
そして、音がポップになったからといって必ずしもチャラついた方向に進んでいるというわけにはならないのだから。このアルバムは問答無用に素晴らしい。音楽自体がアヴリルの今にリンクしています。
自分のやりたい事を、相手がレコード会社だろうがなんだろうが提示し、貫いていく。それが、ジャンルでの意味でなく本当のロックなんだな、と思わせてくれるアルバムです。
今のアヴリルはそういう意味で、本気でロックしています。