イバラード時間 [DVD]
井上氏の描く美しい世界。風に揺れる花や水面、驚く程滑らかに動く絵の中の人物達。ゆったりと過ぎる時間に癒されます。惜しいのは、井上氏の描く世界をまるで自分が歩いたり建物の中に入ったり世界の中を浮遊しているかのような映像が欲しかった。
イバラード博物誌
このイバラードの(絵の)世界は、宮崎駿さんの「耳をすませば」と言う映画の中で使われていました。とても色彩豊かで、でも何処か神秘的。一言で言うなら、夢の中で見たことのあるような異世界の風景。翼がなくても飛び立ててしまいそうな、でも何処か落ち着く感じがします。
イバラードの旅
イバラードの世界は光と色の魔術でいっぱいです。クロード・モネの光もすばらしいものですが井上直久の光と色とフォルムはそれ以上の感動を覚えましたね。それだけでなくこのCDでは散歩というか探検なのか、さまよって迷路を行き来する楽しみがありますよ。バックに流れる音楽も浮遊感のあるプリズムの世界にいざなってくれますし、映像世界で活躍する人間はもとより、自分の生きる風景にちょっと飽きてきたひとは足を運ばれることをお勧めします。
水わく丘―イバラード博物誌〈5〉
打って変わってイバラード都会派ガイド。
都会もやっぱり高い…です。立ち位置が。
高所恐怖症なのに病みつきになってしまう、この高さと飛行感覚。
大好きな市電(おそらく高度200メートル超に浮かぶ一対のレール)も健在。
温かそうな水に不意に現れた海の乗り物が新しい。
ガイドさん(人物)が多い。彼ら彼女らのあの表情は
突き放すようで誘うようで無垢ながら蠱惑的、つまりなんともダヴィンチ的。
惹かれる。